完全全曲でよみがえった協会盤1954年の「ドン・ジョヴァンニ」！

モーツァルト：歌劇「ドン・ジョヴァンニ」全曲　K.527

ヴィルヘルム・フルトヴェングラー 指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 、ウィーン国立歌劇場合唱団
チェーザレ・シエピ（バス：ドン・ジョヴァンニ）、エリーザベト・シュヴァルツコップ（ソプラノ：ドンナ・エルヴィーラ）、
エリーザベト・グリュンマー（ソプラノ：ドンナ・アンナ）、アントン・デルモータ（テノール：ドン・オッターヴィオ）、
オットー・エーデルマン（バス：レポレロ）、エルナ・ベルガー（ソプラノ：ツエルリーナ）、ワルター・ベリー（バス：マゼット）、
デジュー・エルンスター（バス：騎士長）

録音：1954年8月3日　ザルツブルク音楽祭収録（ライヴ）　＜モノラル＞
原盤：日本フルトヴェングラー協会（WFJ-30/32）
＊解説つき。歌詞対訳はつきません。

●モーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」は、最もフルトヴェングラーにこそふさわしい人間ドラマのオペラ。
1950年、53年、54年と3種のザルツブルク音楽祭ライヴが存在しますが、音の良さ、歌手陣の出来を含めて、
最晩年のこのライヴは圧倒的です。いままでの正規ＥＭＩ盤はフィナーレの6重唱の欠落を53年録音で補い修復していましたが、
2005年に日本フルトヴェングラー協会がこのライヴ完全音源(オープンリール・テープ)を探し出して、
完全全曲世界初出ＣＤとして会員に限定頒布したものです。